映像制作システム
TriCaster®8000
越後屋スタジオでは、映像制作システムTriCaster®8000を使用しています。
越後屋スタジオでは、高度な機能とカスタマイズ用オプション機能が含まれているTriCaster®8000をレンタル機材として常設。 4つまでのカメラ入力や素材を同時に合成できるスタジオセット、MacやWindows、あらゆるソフトウェアへのファイルの互換性の向上、ホログラフィックライブバーチャルセットがありライブ配信にも広く対応しています。


- ライブカメラ入力x 8ch
- ネットワーク入力x 2ch
- DDR(デジタルディスクレコーダ)x 2ch
- GFX(静止画・デジタル素材)x 1ch
- フレームバッファx 1ch
- Blackx 1ch
- M/E チャンネルx 8ch
8つの映像入力と2つのDDRさらにネットワークを利用した2つのPC画面入力、タイトル、静止画、8つのM/Eバスなど、合計24チャンネル分の素材をリアルタイムにスイッチングすることができます。
TriCaster® 8000 標準スペック
- スイッチャーチャンネル
- 24チャンネルまで使用可能。【外部入力-10チャンネル、内部素材-6チャンネル、M/Eバス-8チャンネル】
- ビデオ入力
- 8系統の同時ライブビデオソース。
- ネットワークソース
- ビデオ、オーディオ、アルファチャンネルに対応したネットワークソースから選択可能な、2つのライブ入力。
- ロボットカメラ対応
- 最大8つまでのライブ・パン・チルト・ズーム(PTZ)ロボットカメラにアクセスできます。
- メディア
-
ビデオ、グラフィックス、サウンド用の5つのメディアプレーヤー搭載。
- DDR×2、GFX×2、サウンド×1
- バッファ
- ビデオ、アニメーション、グラフィックスを保管し再生するための15のメディアバッファ。リアルタイムの編集機能とコンテンツのアップデートを備えており、ウォッチフォルダアプリケーション用のネットワーク経由で共有も可能です。
- ミックス/エフェクト・バス(M/E)
- 自由に構成可能な8つのM/Eバス:それぞれに4つの独立したキーレイヤ、TransWarpエフェクト、Adobe® Photoshop®のレイヤー間ブレンディングモードに対応した、ビデオミキシング、コンポジティング、エフェクト、リアルタイムのモーショントラッキングおよびバーチャルセットへのリエントリーなどが可能です。
- マクロ
- ユーザー定義のマクロ構成およびシーケンスを変更するマクロエディタ。TriCasterオペレーションを増加、拡張できます。
- DSK
- それぞれに独立したトランジションコントロール、3D DVE、エッジフェザリング、スケーリング、クロッピングおよび統合型TransWarpエフェクトを備えた4つのプライマリDSKチャンネル。
- エフェクトおよびトランジション
- 標準トランジション、オーディオ付きのカスタマイズ可能なAnimation Storeトランジションおよびオーバーレイエフェクトに対応しています。カスタムのアニメーション用に Animation Store Creator が付属。
- バーチャルセット
- プリセット、複数カメラアングル、リアルタイムリフレクション、正反射性ハイライトを備えた30以上のHDライブバーチャルセットが内蔵されています。
- ホログラフのライブバーチャルセット
- スマートフォンのパノラマ画像、カメラまたはDSLR画像から生成されたカスタムのバーチャル環境に対応。
- ホットスポット
- 最大8つまで。自由に構成可能なマクロコントロール用の入力単位のインタラクティブ・ホットスポット
- ビデオ出力
- キー出力および接続単位の信号設定に対応して最大14までの出力接続用に構成可能
- レコーディング
- IsoCorder™テクノロジーにより最大同時に8チャンネルまでのマルチトラックかつマルチフォーマットのレコーディングが可能
- レコーディング時間
- 3TB内蔵ドライブで、70時間まで(1080i)の記録に対応。
- グラブ
- すべての入力と出力からフル解像度のデフィールドされた静止画像をグラブし、パブリッシュキュー、メディアプレーヤーのプリセットおよびバッファ移動先へ追加できます。
- メディアパブリッシング
- Facebook、Twitter™、YouTube™、FTP、 ローカルもしくは外部ボリュームおよびネットワークサーバーへの直接のコンテンツアップロードに対応
- ライブストリーミング
- ブラウザベースのストリーミングアプリケーションに対応した、同時ストリームファイル・アーカイブを備えたHDライブストリーミング。
- オーディオ入力
-
- SDI エンベデッド×8、AES3/EBU×8、バランス XLR×2、ファンタム電源対応
- オーディオ出力
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- SDI エンベデッド×3、AES3/EBU×2、バランス XLR×4、バランス XLR(AUX)×4、ステレオ 1/4インチ(フォン)×1
- オーディオミキシング
- 4つの完全独立系ステレオ出力ミックスを備えた、内蔵および外部オーディオソース、出力、ストリームおよびヘッドフォン用の統合型マルチチャンネルオーディオミキサー
- 対応するセッションフォーマット
- 1080/30p、1080/24p、1080/25p、1080/50i、1080/60i、720/25p、720/30p、720/24p、720/50p、720/60p、480/60i、576/25i
- 各種メディアファイル・フォーマットに対応
-
ビデオ: AVI、DV、DVCPro、DVCProHD、FLV、F4V、H.263、H.264、MOV、MKV、MJPEG、MPEG (1、2、全てのプロファイルまたはトランスポートストリーム)、MP4、WMV、WebMその他多数
画像:PSD、PNG、TGA、BMP、JPEG、EXR、RAW、TIFその他
オーディオ: AIFF, MP3, WAVその他 - メディアのインポート
- ライブプロダクション使用に適したファイル形式へのコード変換のオプションを使用したファイルのバッチインポート用のメデイアインポート・アプリケーション
- メディアのエクスポート
- まざまなアプリケーションとデバイスに対応するフォーマットへのコード変換のオプションを使用したファイルのバッチエクスポート用のメデイアエクスポート・アプリケーション
- モニタリング
- DVIモニター出力で、作業スペースのコントロール面経由の様々なレイアウトとデュアルモニターディスプレイの組み合わせですべてのソースをプレビューします。
- セッション管理
- 再使用できるテンプレートセッションにセッション設定をセットアップして保管する
- スループットレイテンシー
- ~1.0-2.0 フレーム
- プロセッシング
-
Video: 4:4:4:4, 32-bit Floating Point
Audio: Floating Point, 96 kHz - A/V標準
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HD-SDIビデオはSMPTE 292Mに準拠します。
SDビデオはSMPTE 259MおよびITU-R BT.656に準拠します。
アナログオーディオのレベルはSMPTE RP-155に準拠します。
TriCaster® Advanced Editionでさらに高機能なツールを追加!

TriCaster® Advanced Editionとは、TriCaster®8000にインストールできるソフトウェアです。 越後屋スタジオでレンタルしているTriCaster®8000は、標準機能に加えてさらに100以上の高機能ツールが追加されるこのソフトウェアをインストールしています。
TriCaster® Advanced Editionで得られる主な追加機能
リプレイパッド
ダッシュボードのボタンをワンクリックして設定パネルを開き、IsoCorderでレコーディングしているチャンネルからリプレイ用のクリップを作成できます。
タリーインジケータ
現在スイッチャーで選択されている状態を表すタリーインジケータが、プログラムやプレビュー上でアクティブになっているソースに対応するライブデスクトップモニターのフレームにも表示されるようになりました。
ボーダーエフェクト
ボーダーやシャドウの効果が追加できるようになります。オーバーレイやマルチレイヤー合成を細かく設定できるほか、複数のフレーム付きのレイヤーを組み合わせたり、カスタムのマルチボックスエフェクトの作成が可能です。
DataLink
ウェブページや表計算、スコアボード、データベース、RSSフィードを含め、TriCaster内外から取得されるリアルタイムに更新されるデータを利用し、グラフィックタイトルを生成して表示させることができます。
M/E の KEY レイヤー
TriCaster 860、460、410、MiniのM/E合成チャンネルに2番目のKEYレイヤーが追加されます。タイトルやグラフィック、バッファを追加したり、映像のピクチャーインピクチャーを設定することができます。
プレイリストトランジション
メディアプレイヤーのプレイリストにあるファイル間にトランジションやカスタムのアニメーションエフェクトを挿入できるようになりました。これにより、ダイナミックなスライドショー、スポーツハイライト編集などを実現できます。